かながわアートプレス
May 2008
芸術活動支援のページ
かながわ紙芝居プロジェクト
神奈川版「もったいない」紙芝居コンテスト結果発表!
県では、日本の伝統文化である「紙芝居」を通して、環境問題を考えていただくため「もったいない」をテーマにコンテストを開催しました。入賞作品は県のホームページからダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
●もったいない大賞●
『ふろしきばぁちゃん』 作者:佐藤まもるさん

ふろしきばあちゃん
『ふろしきばぁちゃん』のあらすじ
ふろしきばぁちゃんは、もったいないTシャツにもんぺ、スニーカーで、町へもったいないものさがしに出かけます。まず「鍋」が落ちていました。まだ使えると言って、ふろしきに包みます。次に「机と椅子」、次に「畳と毛布」、最後に「家」をひろいます。困っている人にただで貸してあげられると笑うと、ひろったもののうえに虹がかかり、それぞれの頭の字が浮かび、「もったいない」になりました。次の日は、空が飛べるふろしきで、もったいないものさがしに出かけます……。
大賞作品作者・佐藤まもるさんの上演
大賞作品作者・佐藤まもるさんの上演
◎こどもの部 最優秀賞◎
『もってぇねぇ!−りさちゃんの江戸探検−』
 作者:吉田瞳さん(横須賀市立鷹取中学校 )

もってぇねぇ!
◎一般の部 最優秀賞◎
『さくら』作者:平池真里さん

さくら
■コンテスト実施状況
【応募総数】計147作品
〔内訳〕こどもの部:85作品 一般の部:62作品
【入賞作品】計10作品
もったいない大賞1作品
最優秀賞:こどもの部1作品
一般の部1作品
奨励賞:こどもの部4作品
一般の部2作品
特別賞1作品
平成20年度 演じ手育成ワークショップ『かみしばい演じ方講座』受講生募集!
〔横須賀会場〕定員40名
 6月21、28日(全2回) いずれも13時〜16時 会場:はまゆう会館 締切: 5月26日
〔海老名会場〕定員40名
 7月19、26日(全2回) いずれも13時〜16時 会場:海老名市文化会館 締切: 6月23日
〔小田原会場〕定員40名
 8月23、30日(全2回)いずれも13時〜16時 会場:小田原市民会館 締切: 7月28日
【応募方法】往復はがきに催事名、会場名、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年代、電話番号を明記して、各会場の締切日まで(消印有効)に県文化課へお送りください。
二宮金次郎を題材とした紙芝居
『大飢饉から人々を救え!』

眞野純氏 県西地域出身の偉人・二宮金次郎(尊徳)の知られざる偉業をご紹介する紙芝居『大飢饉から人々を救え!』を作成しました。県内の小学校や図書館に配布するとともに、一般販売を行っています。(県庁第二分庁舎1階県政情報センター、531円・税込み)また、県のホームページからダウンロードもできます。
【コンテスト入賞作品・金次郎紙芝居ダウンロード】
 ダウンロードはこちら  
■問い合わせ・応募先 県県民部文化課「かみしばい」係
電話 045-210-3808 FAX 045-210-8840
〒231-8588(所在地は記載しなくても届きます)

子ども連れで文化芸術の催しに参加する〜子どもと一緒に楽しむコンサート〜
夏休みなど長期のお休みの時期には、親子で鑑賞できる公演が多数用意されています。
インターネットでお目当ての公演を探す例をご紹介します。
 自然と接する野外体験と同様、文化・芸術に触れる機会を子どもに与えたいと思っていても、どこで公演情報を入手し、どれを選べばいいのかわかりにくいのが現状です。子どものいる家庭は、劇場によく足を運べるわけではありません。確実な情報入手の手段は、やはりインターネットからとなります。
■情報をさがしだす
 神奈川県内の講座・催し物・施設などの生涯学習情報を知ることができる「PLANETかながわ」では、「子ども向け情報」の項目がありここをクリックすると野外活動、科学教室などとともに文化活動事例が紹介されています。
 神奈川県総合文化芸術情報ホームページである「かな@(アット)」を開くと、すぐにさまざまな検索ができるようになっています。例えば催し物情報検索でキーワードを「親子」、年月を2008年5月から2008年9月、エリアを横浜市全域として検索してみると、この時は6件該当項目が出てきました。その画面の下には、同じキーワードを神奈川県生涯学習システム「PLANETかながわ」でも検索できるようになっています。このあとは、気になる公演名をクリックして具体的に内容を調べていけばよいでしょう。
■公演会場のホームページ
 公演会場のホームページを調べてみるのも、各ホールの特徴が見えてきて興味深いです。例えばかなっくホール(横浜市神奈川区民文化センター)では「親子で楽しむコンサートシリーズ」「テーマ型コンサートシリーズ」といった人気シリーズがあり、特に「親子で楽しむ〜」の方はチケットがすぐに完売になってしまいますので、定期的にのぞいておくとよいでしょう。ミューザ川崎は、夏に「フェスタ サマーミューザ」を開催しています。この企画は託児サービスのほか、演奏時間、料金等の配慮が行き届き、実際に幼児を連れて会場に行き音楽を鑑賞させるという困難さをよく理解している会場らしく、親子で楽しめるコンサートとしては定評があります。
 オーケストラといった演奏団体だけではなく、ホール側が主催する公演に親と子どもを対象としたものを入れているところも最近は多いのでチェックするとよいでしょう。
■親子向け公演を制作する側の思い
 神奈川芸術文化財団のホームページでは、神奈川県民ホール、神奈川県立音楽堂の公演予定がわかります。今年の夏は、この財団が制作する親子を対象とした公演とワークショップに人形劇が予定されています。人形劇俳優、平常(たいら・じょう)による「子どものための人形劇ワークショップ」(8/21〜23)、ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」(8/30)、「マウスプロポーズ!」(8/31)です。平常氏は子どもに限定した人形劇だけを上演しているのではなく、美術・構成・演出・人形操演すべてを一人で行い大人を対象とした作品も発表しています。制作を担当される伊藤文一さんに、なぜ平さんと親子を対象としたワークショップ・公演を行うことにしたのかお話をうかがいました。「私たちの願いは舞台芸術というものが、年齢や嗜好を問わず、あらゆる人に対して開かれていて、すべての人の文化になっていくことです。平さんの作品はテーマがなんであれ、子ども向けであっても非常に芸術性が高いです。これは奇跡的なことだと思います。やさしくわかりやすい、だけにとどまらない、本当の芸術体験を子どもにも提供したいと考えています」
 「親子向け」と銘打ったコンサートに出かけるのですから、気後れせず親子ともに存分にコンサートを楽しみましょう。そして最近は子ども向けの内容でありながら、大人も満足できる質の高い内容の公演が多く用意されています。どうせ子ども向けだからと妥協せず、大人がまず楽しみたいと期待し続ければ、子どももさらに質の高い芸術体験をすることができるようになるでしょう。
ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」より
ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」より
取材・執筆 結城美穂子

ウィンドウを閉じる
2004 Copyright Kanagawa Arts Foundation. All rights reserved.